【 理念 ~なぜ僕は木のホルダーを作り続けるのか?~ 】
【 理念 ~なぜ僕は木のホルダーを作り続けるのか?~ 】
天然の素材である『木』 、人工物では絶対に出せない美しい木目とぬくもりをあなたのおトイレにお届けする為にTinymans工房では木のホルダーを製作しています。
木のペーパーホルダーはその他の家具に比べてとても小さいですが、この小さなペーパーホルダーを作るだけでもその形になるまでには数十年の時をかけています。
『木』は地球の為、自分の為、あらゆる生物の為に自らを成長させ、長い年月を掛け、やがてその役割を終えます。
さらに生物としての役割を終えた後も人の手によって加工されてまた命を吹き込まれるわけです。
『木』は 最初から最後まで生きていて 人に 地球に 優しいのです。
だからこそ、人は直感的に『ぬくもり』を感じるわけです。
近年、日本のみならず、アメリカやロシア、中国でも森林の過剰伐採が盛んに行なわれ家具やその他の木製品を作る為の良質な木材が減ってきています。
もしかするとこの先数十年で天然の無垢材を使用した家具類を作ることができなくなるかもしれません。
そんな中Tinymans工房では出来るだけ多くのおトイレに貴重な無垢材を使ったホルダーを設置できるように、多くのお客様にすこしでも無垢のぬくもりを体感してもらうべく日々活動を行なっております。
と それもこれも、とても大切にしているTinymans工房の想いですが、
僕はさらにお客様のホルダー製作を通じて以下の喜びと共に木のホルダーを作り全国へお届けしています。
1.想いを形にする喜び
2.必要とされる喜び
3.お客様の喜び
《1.想いを形にする喜び》
始めは自分の為に作った木のトイレットペーパーホルダー。
『あったらいなぁ』という自分の小さな夢の為に、まずはその想いを形にしました。
トイレットペーパーホルダーの素材は金属やプラスチックのモノが主流です。
金属のモノは洗練されたデザインのモノが多くとても素敵ですね。
また、プラスチックのモノは低価格でとても機能的、使い手に不満を感じさせません。
おトイレの小さな脇役トイレットペーパーホルダーの素材で悩む人はいないでしょう。
少なくとも僕はそう思っていました。
『トイレのホルダー壊れたみたい』
妻のその言葉で小さな悩みは突然やってきました。
既存のプラスチック製のホルダーの壁へ取り付ける部分が壊れ、
もう落下寸前でした。
仕方が無いので新しいのを買うか?と考えていた時
ふと頭によぎったのは、そうだ自分で作ろうか?
というのも、その時家業である工務店を知ってもらう為にブログを書いていましたが、そのネタに困っていたので木で作ったホルダーを載せてみたらどうか、そして、ついでに作ったものを自分で使ってみてそのことも継続的に書ける。
そんな安易な考えて自作を試みました。
特にモノ作りが大好きだった訳ではありませんでしたが、
『どうせなら、機能的にワンタッチで交換ができて、
よく切れるようにペーパーカッターを付け、もちろんそれも木でつくろう!』
なんて色々想いを巡らしていると段々と楽しくなってきていつの間にか無心になってシンプルで機能的なホルダー作りに多くの時間を費やしていました。
そうして最初に僕は、モノを作る喜びを体験したのです。
《2.必要とされる喜び》

これが最初に作ったアンティーク風の木のホルダーです。
スタイル的にはカントリーでしょうか?
(カントリースタイルは比較的柔らかいイメージのパイン材などを用いて可愛い雰囲気の内装や家具・雑貨をいいます。)
早速おトイレの設置しましたが、違和感がありました。
そうですね。
杉の腰板にカントリー風のホルダーは似合いません。
そこで腰板の素材である杉と同じ杉で作ったのがこちら、

それなら、腰板に合うね。と家族にも喜んでもらえて満足です。
そしてこの杉のホルダーを設置したおトイレの画像をブログにUPしました。
そしたら思わぬ反応が・・・
なんと製作の依頼です。
これと同じモノを作れますか?価格はいくらですか?
価格?
当初は売るつもりで作っていた訳ではなくただ自分の為、そして段々改良されて自分の想いが形になっていくことに喜びを感じていた。
ただそれだけだったので、
『誰かの為に作る』
『値段はいくら』
ということはまったく考えていませんでした。
でも、僕が作ったモノをお金を払っても欲しい人がいる・・・
その日のことは今も忘れていません。
ジワジワと喜びがあふれて来た事、今も憶えています。
生まれて初めての経験といっても大げさではないです。
僕はまさに必要とされる喜びを体験したのです。

お客様第一号の杉のシングルホルダー
《3.お客様の喜び》
始まりは自分の為に木のペーパーホルダー製作をスタートさせましたが、全国へ木のペーパーホルダーをお届けする数が増えていくにつれ、お客様の2つ○○の為に木のホルダーを作っていることに気がつく自分がいました。
お客様も気づいていない2つの喜び
木のペーパーホルダーやタオル掛けと『お客様の喜び』を繋ぐものは?
そのキーワードの1つ目は
『自分を癒したい』
という願望です。
おトイレは人の生理現象である排泄をする場所ですが、きっとそれだけがおトイレの役割ではないはずですね。
・一人になって人の目を気にせずにリラックスする空間
・何か大切なこと考えたり、決断するのに最高の空間
・心身の状態を確認する空間
つまり素の自分と向き合うことできる唯一の空間なんです。
その空間には自分の好きなモノや見た目可愛いモノ、触って優しいモノを選ぶことは自然の成り行きなんだと思います。
それを可能としてくれる存在が
『無垢の木』
・人工では作り出せない自然の木目が『揺らぎ』を演出して見る人に癒しを与えてくれます。
・暖かみや温もり、そして自然の荒々しさなど人工物では得られない肌触りを感じることができます。
一日の始まりや疲れを癒す大切な時間を過ごす空間に
無垢の素材を選ぶのは自然の流れなのかもしれませんね。
そんなお客様の願望にそっと寄り添うことができるのが
毎日、見て触る木のペーパーホルダーという存在なんです。
さらにキーワード2つ目は
『 あったらいいな できたらいいな 』
という感情です。
・我が家は無垢材を使った内装なので木の素材のペーパーホルダーが欲しかったです。
・実物を見て、可愛さと素敵さに感動です。ヒノキの香りにも思わず、!すごい!と言葉が出てしまいました。
・ペーパーの取り換えもスムーズにできますし、ギザギザのおかげでペーパーがきれいに切れます。とっても満足です。
・本当に素敵なお手洗いが出来たと思っています。阿部様のウェブサイトに出会えて、ラッキーだったと思います。
上記の内容はご注文時やお届け後にお客様から頂いた感想などです。
お客様のささやかなこんなモノがあったらいいという感情を満たした結果がこの言葉に表れていますね。
木のペーパーホルダーやタオル掛けが『あったらいいな できたらいいな』という感情を現実のモノにした訳です。
人は自分の思い描いたことが現実になることにこの上ない喜びを感じる生き物です。
『そう思っては見たけれど、実際は無理なんじゃないか。』
という半ば諦めの状態から、
『お~ここにあったぞ!』
という一発逆転的サプライズが人の感情を満たしてくれる。
それを可能としているモノのひとつが木のペーパーホルダーなんですね。
この2つのお客様の喜びに気づいた時、僕がやっていることの意味がようやく分かったのです。
【スタートから5年、そして・・・】
木のペーパーホルダー作りが自分の為から全国のお客様の『あったらいいな』に変わり約5年が経った現在
時々、木のホルダーを作り始めた頃や震災直後のことを思い出します。
特に印象に残るのは作ったホルダーではなく、その時のお客様の言葉でした。
『もう諦めていましたが、やっと理想のホルダーを見つけました。』
1年以上も探し続けて理想のトイレットペーパーホルダーが僕の作る木のホルダーだった。
『ひとつ予備のペーパーがストックできて、小物が置ける天棚がついているホルダー作れますか?』
はじめてのオーダー品ホルダー、結果的にそれが当工房のNo.1ヒット商品になりました。
『新築した家の中で一番のお気に入りがTinymans工房さんの木のホルダーです』
家全体の木のホルダーの割合と言えば2~3%もありません。それなのに一番のお気に入りが木のホルダーとは・・・
『何ヶ月でも待ちますので作れるようになったら連絡ください。』
震災の直後にご注文頂いて、いつでもいいから是非阿部さんの作ったホルダーが使いたいと半年以上待って頂いたこと。
僕が思う以上にお客様の『あったらいいな』を形にしてきたこと。
それによってお客様の喜びが生まれ、それと同時に僕の喜びも自然と生まれる。
結局それが僕が木のホルダーを作り続ける一番の理由なんだと感じています。
この3つの喜びを同時に体感できる木のホルダーに出会えたことに感謝すると共に
まだ見ぬ未来のホルダーとお客様の為に明日も木のホルダーを作り続けていきます。
木のトイレットペーパーホルダー製作者 阿部 隆廣

天然の素材である『木』 、人工物では絶対に出せない美しい木目とぬくもりをあなたのおトイレにお届けする為にTinymans工房では木のホルダーを製作しています。
木のペーパーホルダーはその他の家具に比べてとても小さいですが、この小さなペーパーホルダーを作るだけでもその形になるまでには数十年の時をかけています。
『木』は地球の為、自分の為、あらゆる生物の為に自らを成長させ、長い年月を掛け、やがてその役割を終えます。
さらに生物としての役割を終えた後も人の手によって加工されてまた命を吹き込まれるわけです。
『木』は 最初から最後まで生きていて 人に 地球に 優しいのです。
だからこそ、人は直感的に『ぬくもり』を感じるわけです。
近年、日本のみならず、アメリカやロシア、中国でも森林の過剰伐採が盛んに行なわれ家具やその他の木製品を作る為の良質な木材が減ってきています。
もしかするとこの先数十年で天然の無垢材を使用した家具類を作ることができなくなるかもしれません。
そんな中Tinymans工房では出来るだけ多くのおトイレに貴重な無垢材を使ったホルダーを設置できるように、多くのお客様にすこしでも無垢のぬくもりを体感してもらうべく日々活動を行なっております。
と それもこれも、とても大切にしているTinymans工房の想いですが、
僕はさらにお客様のホルダー製作を通じて以下の喜びと共に木のホルダーを作り全国へお届けしています。
1.想いを形にする喜び
2.必要とされる喜び
3.お客様の喜び
《1.想いを形にする喜び》
始めは自分の為に作った木のトイレットペーパーホルダー。
『あったらいなぁ』という自分の小さな夢の為に、まずはその想いを形にしました。
トイレットペーパーホルダーの素材は金属やプラスチックのモノが主流です。
金属のモノは洗練されたデザインのモノが多くとても素敵ですね。
また、プラスチックのモノは低価格でとても機能的、使い手に不満を感じさせません。
おトイレの小さな脇役トイレットペーパーホルダーの素材で悩む人はいないでしょう。
少なくとも僕はそう思っていました。
『トイレのホルダー壊れたみたい』
妻のその言葉で小さな悩みは突然やってきました。
既存のプラスチック製のホルダーの壁へ取り付ける部分が壊れ、
もう落下寸前でした。
仕方が無いので新しいのを買うか?と考えていた時
ふと頭によぎったのは、そうだ自分で作ろうか?
というのも、その時家業である工務店を知ってもらう為にブログを書いていましたが、そのネタに困っていたので木で作ったホルダーを載せてみたらどうか、そして、ついでに作ったものを自分で使ってみてそのことも継続的に書ける。
そんな安易な考えて自作を試みました。
特にモノ作りが大好きだった訳ではありませんでしたが、
『どうせなら、機能的にワンタッチで交換ができて、
よく切れるようにペーパーカッターを付け、もちろんそれも木でつくろう!』
なんて色々想いを巡らしていると段々と楽しくなってきていつの間にか無心になってシンプルで機能的なホルダー作りに多くの時間を費やしていました。
そうして最初に僕は、モノを作る喜びを体験したのです。
《2.必要とされる喜び》

これが最初に作ったアンティーク風の木のホルダーです。
スタイル的にはカントリーでしょうか?
(カントリースタイルは比較的柔らかいイメージのパイン材などを用いて可愛い雰囲気の内装や家具・雑貨をいいます。)
早速おトイレの設置しましたが、違和感がありました。
そうですね。
杉の腰板にカントリー風のホルダーは似合いません。
そこで腰板の素材である杉と同じ杉で作ったのがこちら、

それなら、腰板に合うね。と家族にも喜んでもらえて満足です。
そしてこの杉のホルダーを設置したおトイレの画像をブログにUPしました。
そしたら思わぬ反応が・・・
なんと製作の依頼です。
これと同じモノを作れますか?価格はいくらですか?
価格?
当初は売るつもりで作っていた訳ではなくただ自分の為、そして段々改良されて自分の想いが形になっていくことに喜びを感じていた。
ただそれだけだったので、
『誰かの為に作る』
『値段はいくら』
ということはまったく考えていませんでした。
でも、僕が作ったモノをお金を払っても欲しい人がいる・・・
その日のことは今も忘れていません。
ジワジワと喜びがあふれて来た事、今も憶えています。
生まれて初めての経験といっても大げさではないです。
僕はまさに必要とされる喜びを体験したのです。

お客様第一号の杉のシングルホルダー
《3.お客様の喜び》
始まりは自分の為に木のペーパーホルダー製作をスタートさせましたが、全国へ木のペーパーホルダーをお届けする数が増えていくにつれ、お客様の2つ○○の為に木のホルダーを作っていることに気がつく自分がいました。
お客様も気づいていない2つの喜び
木のペーパーホルダーやタオル掛けと『お客様の喜び』を繋ぐものは?
そのキーワードの1つ目は
『自分を癒したい』
という願望です。
おトイレは人の生理現象である排泄をする場所ですが、きっとそれだけがおトイレの役割ではないはずですね。
・一人になって人の目を気にせずにリラックスする空間
・何か大切なこと考えたり、決断するのに最高の空間
・心身の状態を確認する空間
つまり素の自分と向き合うことできる唯一の空間なんです。
その空間には自分の好きなモノや見た目可愛いモノ、触って優しいモノを選ぶことは自然の成り行きなんだと思います。
それを可能としてくれる存在が
『無垢の木』
・人工では作り出せない自然の木目が『揺らぎ』を演出して見る人に癒しを与えてくれます。
・暖かみや温もり、そして自然の荒々しさなど人工物では得られない肌触りを感じることができます。
一日の始まりや疲れを癒す大切な時間を過ごす空間に
無垢の素材を選ぶのは自然の流れなのかもしれませんね。
そんなお客様の願望にそっと寄り添うことができるのが
毎日、見て触る木のペーパーホルダーという存在なんです。
さらにキーワード2つ目は
『 あったらいいな できたらいいな 』
という感情です。
・我が家は無垢材を使った内装なので木の素材のペーパーホルダーが欲しかったです。
・実物を見て、可愛さと素敵さに感動です。ヒノキの香りにも思わず、!すごい!と言葉が出てしまいました。
・ペーパーの取り換えもスムーズにできますし、ギザギザのおかげでペーパーがきれいに切れます。とっても満足です。
・本当に素敵なお手洗いが出来たと思っています。阿部様のウェブサイトに出会えて、ラッキーだったと思います。
上記の内容はご注文時やお届け後にお客様から頂いた感想などです。
お客様のささやかなこんなモノがあったらいいという感情を満たした結果がこの言葉に表れていますね。
木のペーパーホルダーやタオル掛けが『あったらいいな できたらいいな』という感情を現実のモノにした訳です。
人は自分の思い描いたことが現実になることにこの上ない喜びを感じる生き物です。
『そう思っては見たけれど、実際は無理なんじゃないか。』
という半ば諦めの状態から、
『お~ここにあったぞ!』
という一発逆転的サプライズが人の感情を満たしてくれる。
それを可能としているモノのひとつが木のペーパーホルダーなんですね。
この2つのお客様の喜びに気づいた時、僕がやっていることの意味がようやく分かったのです。
【スタートから5年、そして・・・】
木のペーパーホルダー作りが自分の為から全国のお客様の『あったらいいな』に変わり約5年が経った現在
時々、木のホルダーを作り始めた頃や震災直後のことを思い出します。
特に印象に残るのは作ったホルダーではなく、その時のお客様の言葉でした。
『もう諦めていましたが、やっと理想のホルダーを見つけました。』
1年以上も探し続けて理想のトイレットペーパーホルダーが僕の作る木のホルダーだった。
『ひとつ予備のペーパーがストックできて、小物が置ける天棚がついているホルダー作れますか?』
はじめてのオーダー品ホルダー、結果的にそれが当工房のNo.1ヒット商品になりました。
『新築した家の中で一番のお気に入りがTinymans工房さんの木のホルダーです』
家全体の木のホルダーの割合と言えば2~3%もありません。それなのに一番のお気に入りが木のホルダーとは・・・
『何ヶ月でも待ちますので作れるようになったら連絡ください。』
震災の直後にご注文頂いて、いつでもいいから是非阿部さんの作ったホルダーが使いたいと半年以上待って頂いたこと。
僕が思う以上にお客様の『あったらいいな』を形にしてきたこと。
それによってお客様の喜びが生まれ、それと同時に僕の喜びも自然と生まれる。
結局それが僕が木のホルダーを作り続ける一番の理由なんだと感じています。
この3つの喜びを同時に体感できる木のホルダーに出会えたことに感謝すると共に
まだ見ぬ未来のホルダーとお客様の為に明日も木のホルダーを作り続けていきます。
木のトイレットペーパーホルダー製作者 阿部 隆廣

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